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雑貨屋 大阪ウイシンです。
数量限定カラーのデルガードLXが当店にやってきたので、簡単にご紹介しつつ
ふと、定番で扱っているノーマルなデルガードとLXはどちらが折れにくいんやろう!?と
思ったので検証してみました。
ちなみに以前のブログでもデルガードをご紹介しているのでよかったら読んでみてください。
LXの全貌



入荷した限定カラーテーマは「シティーカラー」です。都会的でアーバンなカラーです。

4色展開ですが、当店では仕事でもつかえるであろうクラウドグレーとミッドナイトネイビーをチョイスしました。
どちらも落ち着いたカラーなので大人の筆記具として使えます。
分解



一般的なシャープペンシルと明らかに構造が違います。
折れないデルガードシステムは2枚目の写真のようになっているんですね。
3枚目の写真はグリップ部分です。金属製になっており、重さがあるため低重心で安定した書き心地を実現しています。
芯が折れない秘密


バネが上下にあり、垂直方向の大きな筆圧は上のバネで吸収して反発するため芯に負荷がかからないようになっています。
斜めからの大きな筆圧がかかると写真ではわかりませんが、金属製の芯ガードカバーが自動的に繰り出し
下のバネとの相乗効果で折れないようになっています。
すごく細かな仕様で、ゼブラさんの開発力の凄さを実感します。
どっちが折れないかを検証してみました

見ての通り白のノーマルタイプの方が全長が短いです。
ノーマルは全長137.3mmに対しLXは全長146mmと約10mmもLXが長いです。
ちなみに重さがノーマルが10gに対しLXは20.5gとLXが倍の重さです。
検証
検証方法は芯が出ていない状態から2回ノックして芯を出します。
そして、「折れない」を12回書きます。
同じように3回ノック、4回ノックで12回書いて折れないかどうかを検証します。
ちなみに私は強めに書くくせがありますので筆圧は結構強いと思います。
なので、よく芯を折ってしまいます。
ノーマル

4ノック目で折れてしまいました。
LX

LXは4ノックでも折れませんでした。
検証結果で思ったこと
どうして同じデルガードシステムを搭載しながら折れたのかを考えました。
ここからは個人的な仮説となります。
一番の理由は「サイズの違いと重さにある」と思いました。
LXは全長も長く指にクリップも当たらずストレスなく書けます。しかも重いので低重心で安定した書き心地です。
書いていても芯がブレにくいため芯に負荷がかからず折れなかったんだと思います。
対するノーマルは短く軽いのでクリップが指に当たる事もあり多少なりとも筆記ストレスがありました。
軽いために筆記時にブレが生じ芯にかかる負荷がLXよりも大きいと考えます。
デルガードシステムをもってしても4ノック時では折れてしまいました。
最後に
書く時は2ノックを推奨されているので、どちらを選んでも折れずに書けます。
メモ書きや書ければいいというのであればノーマル。
長時間の筆記や書きやすさを求めるならLXが良いです。
検証する前の予想ではどちらも4ノックは折れるだろうと思っていました。
しかし良い意味でLXは予想を裏切ってくれました。
同じデルガードシステムを採用していても長さや重さでこんなに違いが出るとは
思いもしませんでした。
今回の検証はとても勉強になりました。
今回は以上となります。
最後までお読み頂きありがとうございます。