起業するには(番外編6)

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起業

 

みなさんこんにちわ!!今日は早くも家の近所で鯉のぼりを見ました。この間まで、桜だったのに、ほんと早いですね。

さて、今回の番外編は”UISIN DESIGN HOMECENTER”が誕生するまでを余すことなくお伝えしようと思います。一人でも多くの起業される方が増えていけば、みんなが楽しく幸せになると信じているからです。これから、起業しようと考えている方や少しでも興味がある方にとって少しでも参考になれば、幸いです。起業に関して聞きたいことがあれば、お問い合わせの方に連絡して頂ければ、答える事ができることは全てお答えいたします。

起業する前にちょっと考えて下さい。
質問します。”1円の売り上げがたたなくても、あなたがやろうとしている事業をあなたはできますか?楽しめますか?” まず、自問自答してください。少しでもどうだろう?と思ったらやめておいたほうがいいです。この質問はみなさんが自分がやろうとしている事業の情熱がどれだけあるかを自問自答することでわかると思います。

余談ですが、巷では、完全無料!!すぐに儲かる○○。知識不要わずか5分で劇的に売り上げが倍増する禁断の無料○○などの情報がいっぱい出てます。私も半信半疑でメルアド登録して内容をみると結局、高額な金額を払わないと教えてくれないものなどがほとんどですが、わずかながら自分にとって有益な情報を得ることもあります。ですが、情報に踊らされない事です。

まず、はじめにしたこと
私が会社を辞めてまず、行ったことは仕入先を探すことから始まりました。元々ホームセンターで働いていたので、いろいろな仕入先様は知っていましたが、雑貨業界の仕入先様と重複する仕入先様は、ほぼ皆無でしたので0から探す必要がありました。ネットでひたすら、”雑貨 仕入先”など雑貨に関することを毎日検索していました。当時は実店舗を持つ予算もないと考えていたので、ネットショップ運営を前提として探していました。すると、色々出てきます。DNAやスーパーデリバリーなど出てきます。こういった情報を押さえながら次に楽天やヤフー、カラーミーショップ、E-store,BASE,STOREs.jpなどといったレンタルカートも同時に探していました。
base
ネット仕入が出来るサイト一覧はこちら
ネットショップ開業比較サイトはこちら

仕入先の見つけ方
確かにネットでの仕入先は見つかりましたが、あまり自分が思っている商材がなかったのとスーパーデリバリーは結構良いと思える商材があったのですが、月々2000円ほど支払わなければいけなかったので、私としてはお金をかけずに見つけたかったので、最終的に仕入先が見つからない場合に登録しようと思い保留しています。(現在もそうです。)

商工会議所にどのように仕入先を見つければいいかも相談しに伺いました。アドバイスされたのは、雑貨店に行って欲しい商品を見つけたらその商品のパッケージに連絡先が書いてあるので、そこへ直接連絡するというものでした。あと、実際足を運んで探すというものです。ただ、その時私が思ったのはネットショップやHPなど何も持ち合わせていない私にお取引の話をその商品のメーカーや雑貨店にしても相手されないという思いでしたので、その案はしたためつつもどのように見つけようと悩んでいました。

私は手作り作家様の商品も仕入れたいと考えてもいましたので、どのようにしたら手作り作家様に知り合えるかをネットで調べてみると、”アート&手作りバザールin KOBE”という手づくり作家様達が一同に集って商品販売するテレビ大阪主催の大きなイベントがあることを知りました。

しかしながら、名刺がないとこういったイベントに行っても相手にされないと思い名刺をあらかじめ用意していました。
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名刺は必ず必要

みなさんは店舗も何も持ってないのに名刺なんて作りようがないと思われるかもしれませんが、仮でもいいので、絶対必要です。私の場合は”ビスタ プリント”を利用しました。名刺が届くのが2週間ほどかかるのと配送料が少し高いのがデメリットですがそれを補うくらい、誰でも簡単に自分でテンプレートを選んで名刺がつくれます。住所、氏名 電話番号、メールアドレスだけを記載した簡単な名刺です。
ビスタプリントはこちら
bisuta
屋号も必要
屋号とはお店の名前ですね。これも必要です。当初の屋号は”UISIN DESIGN SHOP”でした。(ありきたりな名前だったのとイマイチしっくりこなかったので、今の屋号に変更しました)
お店の名前は皆さんがこんな名前にしたいというもので良いと思います。

初めてのお取引先様
こうしてKOBEへ名刺を持って行きました。結構な人がいる中、手作り作家様の商品を見て回りました。そして、初めて声を掛けさせて頂いたのが”y’sonly・・・”さんです。「HPも何も今はないですが、近いうちにネットショップを運営する予定ですので、お取引させてもらえませんか?お返事はいつでもいいので」と言って名刺をお渡ししてその場を後にしました。後日、連絡があり
再度お会いしてお取引することとなりました。全く身も知らない私を快く受け入れ頂いて本当にありがたいと感謝しています。この経験から現場へ実際行って商品をみて、商品を扱っている人に会わないといけないと思いました。

HPの作成の仕方
HPは必要ですかと聞かれると良い意味でも悪い意味でも必要です。と答えます。HPというよりもブログが必要です。(例でいいますとHPを見て電話しましたと言って、売り込みセールスがほとんどなのですが、最近、山崎実業(株)という結構大手のメーカーさんなのですが、担当の方がHPを見られてわざわざ当店に来られてお取引が始まりました。こんな小さな雑貨店にですよ。)当時私は失業保険を貰いながら生活していたので、時間だけはありました。そこで、ひたすら、HPを誰でも簡単にかつ、デザイン雑貨をすると決めていたので、スタイリッシュに作れるものを探してました。運よくyou tubeで無料でワードプレスの作り方の講座を見つけました。私が勝手にブログの師と仰いでいる三宅 巧一先生の講座です。この講座がなければ、”UISINホームセンター”やこのブログはやってなかったと思います。ワードプレスの作成の仕方などは、本屋さんにHTMLが分からなくてもできるワードプレスなどの本がありますので、
興味ある方は見に行って下さい。私もHTML言語は全く知りませんが何とかブログを書くことが出来ています。ワードプレスは、サーバーレンタル代(年間約5000円ぐらい。サクラのレンタルサーバー、もしくは、ロリポップだともう少し安いと思います。)は必要ですが、それ以外は無料です。完全無料のアメブロなども有名です。私がワードプレスにしたのは、グーグル検索に引っかかりやすいのとスタイリッシュで、自分でカスタマイズしやすいからです。っていってもカスタマイズはそんなにしてません。(余談ですが、今年に入ってようやく先生のリアルセミナーを受けることができました。)
無料ブログ比較一覧
戦略企画.com(三宅 巧一先生のワードプレスに関するブログです。)
senryaku
(SEO対策)
先生の講座を受けて少しはSEOたるものを知ることが出来ました。これに関しては先生のブログを参考にして頂きたいと思いますが、検索する時に一番使われるのが、グーグル検索(ヤフーもグーグル検索を使ってます。)と思います。グーグルの基本理念に沿ってブログを書いていけば、9割大丈夫だと思います。残りは細かなテクニックなどをほどこさないといけなんでしょうが。
グーグル基本理念はこちら

gu-guru

<まだまだ、お取引先様が必要だけど、どうすれば・・・?>
まだまだ、私にはお取引先様を見つけることが必要でした。そこで、調べたのが展示会でした。
見つけたのが、国際文具・紙製品展 通称ISOTと呼ばれる東京ビックサイトで行われる展示会でした。
そして、展示会に行きそこで、今の店舗のベースとなる商材が決まりました。ただ、ネットショップだけだと信用が低いので、断られることも多々あります。この当時もUISINホームセンターブログはなんとか作ってましたが、HP,ネットショップは持っていませんでした。しかしながら、、近いうちにネットショップを開きますとお伝えして名刺をお渡ししてなんとか仕入れることが出来るお話となりました。

国際展示会に入るにはまず、展示会のHPに入って入場券申し込みを申請します。

この展示会は法人のみですが、申し込み欄に仮でいいので、現住所、電話番号、業種をネットショップにして、必要事項を記入します。

後日郵送で、入場券が送られてきます。

必ず名刺を複数枚(最低10枚以上)を持って展示会に行って下さい。名刺が無いと入場できません。一度申し込めば、いろんな国際展示会の入場券が送られてきますので、自分がやろうとしている事業にあった展示会で商談すれば大丈夫です。

<商談のやり方>
めぼしい商品が見つかりましたら、担当者の方に商品の特性、価格、注文単位、取引条件を聞いて下さい。もし、人が多くて聞きづらい場合は名刺交換だけでもして後日連絡を取って
商品を仕入れたい旨を伝えて上記のことを確認してください。

ISOTはこちら
isot
<実店舗が見つかる>

非常にたまたまですが、安く店舗を借りられる目途がつきました。出したい場所は非常に家賃が高く無理なのですが、ネットショップを主体として考えていた矢先のことでしたので、これはラッキーでした。実店舗を持つのと持たないとでは、全く信用度が違います。ネットショップでは、お取引を断られることが多いのです。
<実店舗を持つメリット、デメリット>
メリットはなんといっても仕入たい商材が仕入ることが出来るのと信用が持てることです。
デメリットは店舗改装費用が高いことです。私の店は約8坪ほどなのですが、結構な改装費用がかかりました。約200万です。リフォーム業者や店舗の状況にもよるので、一概に言えないのですが、目安として一坪20万円として計算してもらえれば、おおよその概算ができると思います。
私の店はかなり傷んでいたので、予算をかなりオーバー致しました。
店舗の改装費用云々はes という会社様のページが役に立ちました。
esはこちら

<事業計画書は必要?>
絶対必要です。というのもこれをつくることで、大まかながらも自分で店舗経費などが把握できるからです。確かにあくまで予想値になりますが、把握できるのと 事業の理念を確認できるからです。例えば、私の場合の理念ですが、「商品を通じて初めて使う”ワクワク感””愛着感””幸せ感”を提供する」です。事業をしていると知らず知らず理念がブレて目先のことを追ってしまったりする場合があるので、原点に戻る確認をする上に置いても事業計画書は絶対必要です。

<事業計画書の書き方>
でも、どうやって書けばいいか分からないと思います。でも大丈夫。ドリームゲートというサイトがあります。ここのサイトは起業をしたいという方を応援している政府の機関が運営しているサイトです。このサイトに事業計画書サポートツールがありますので、これを使うと簡単にできあがります。また、このサイトは色々起業に関する情報、ツールがありますのでぜひ、おススメ致します。
事業計画書サポートツールはこちら

 

<お店の陳列棚や備品はどうする?>
8月から10月まで店舗工事がかかりました。その時に工事業者さんに陳列棚を作ってもらうように依頼しましたが、1部はイケアで買ったり、自分で作ったりしました。
ストア・エキスプレスというサイトも店の陳列棚関係を仕入れる事が出来ますし、備品はアスクルでほぼ賄う事が出来ます。
ストア・エキスプレスはこちら
アスクルはこちら
asukuru

<お店のロゴはどうしよう?>
私はイラストレーターなどのソフトも使えないので、出来るだけ安く且つたくさんのロゴが選べるサイトを調べました。すると”ココロゴ”というサイトが見つかりました。1万円で平均12案のデザインが選べます。上記に書いたビスタプリントでもロゴを選べますが、それ以外で自分の考えを反映させたロゴを選びたいのなら、おススメです。私の場合は約20案提示していただけました。
無料で2案ロゴが選べるサイトもありますが、沢山の中から選ぶのであれば、ここが私にとっては良かったです。
ココロゴはこちら
ココロゴ

<看板はどうする?>
私の場合たまたま近所に看板屋さんがあったので、そちらに依頼しました。
金額はバラツキがあるのですが、目安として10万~30万ぐらいになります。店舗改装にしろ看板にしろ工事に関しては複数業者に見積もり依頼をして、選ぶ方がいいです。
すいません看板に関しては依頼した業者さんの名刺が見当たらなくて、ここに載せることが出来ません。見つかったらまた、このページに載せておきますので、”看板”で検索してください。

<創業補助金>
ぜひ、今年中に開業しようと思っている方は申し込むべきだと思います。今年の6月30日PM5時までの郵送のみの受付です。恥ずかしながら、昨年受けて審査に落ちまして、再度今回申請致しました。各商工会議所などで創業補助金セミナーがあると思いますので、ぜひ受けることをおススメ致します。私の場合セミナーに参加してその先生が認定支援機関の税理士さんでしたので、その方にお願いして公庫さんに借入致しました。覚書など書類をそろえるのにかなり時間がかかりますので、今からでもすぐ取り掛かるべきです。

ただ、絶対審査に通る保障はないので、これを当てにすると審査に落ちた時には大変な事になりますから、創業補助金の書類を出し終えたら審査に通ったらラッキーぐらいに思っておいて、次は現状自分が持っている資金で店を上手く運営できる方法にフォーカスしましょう。
創業補助金の内容はこちら
<開業届>
ネットショップだけでしたら、私は特に必要ないと思います。実店舗の場合は必ず必要です。
開業届はとても簡単で、役所に行って開業届に住所や屋号、電話番号等を書いて認め印を押して提出して終わりです。
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<白色申告書か青色申告書か?>
店舗の場合、開業届を出した時と同時に申し込むといいかと思いますが、最初私は白色申告を考えていたのですが、今は白色申告も青色申告もさほど提出する書類は変わりません。
白色申告でも帳簿の保存が義務付けされています。青色申告でも10万円控除と65万円控除があり、10万円は記帳が簡単ですが、65万円の方は貸借対照表の記帳が必要です。
詳しくは国税庁のページを貼っておきますのでご覧になって下さい。
国税庁はこちら

白色申告と青色申告のメリットデメリットのブログはこちら

<その他気づいた点>
領収書は全て残しておいて下さい。(事業に関する領収書全て)確定申告の際に必ず必要で保管義務があります。

お金がないと開業出来ないわけではないですが、資金があれば、あるほどいいです。しかしながら、中々そういうわけにもいきません。しかしネットでしたらお金をあまり掛けずに開業することは可能です。ただし、ネットショップは参入が簡単なので、無数にネットショップがあります。
全くお金を掛けずにネットショップを開店したいのであれば、ドロップシッピングというものがあります。在庫を持たず注文が入ったら業者に連絡して商品をお客様宅へ送ってもらうというものです。
もしもドロップシッピングはこちら
mosimo

以上長々と書きましたが、至らない点もあるかと思いますが、全て包み隠さず書いてみました。
でも、最終的には皆さん個人個人が調べていくことになるかと思いますが、少しでも参考にして頂いて、有意義に時間を使って起業して頂ければと思います。また、今回は敢えてマインド的なことは極力省きました。あくまでやり方を書きました。
私個人の意見ですが、起業できる状態ならした方がいいです。サラリーマンの時より何倍も学べます。
また、機会があったら精神論的な話になってしまうかも知れませんが、マインド面を含めた内容も番外編で書いてみたいと思います。
今回もありがとうございます。

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