4620円→3234円
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雑貨屋 大阪ウイシンです。
以前から何人かのお客様からレザー製のペンケースがあればなぁって声を頂いておりました。
ずっと探してはいたんですが、なんかいいなぁと思うレザー製のペンケースに出会わなかったんですが
やっと見つけました。
それを今回ご紹介します。
イタリアミラノレザーとは
イタリアレザーは世界3大レザー、イギリスの馬具などに使われていたブライドルレザー、アメリカの馬のお尻の皮のコードバンに並ぶ牛革をなめしたレザーをいいます。そのイタリアレザーの中でもミラノレザーは高品質なレザーだと言われています。
なめすとは(2つの問題発生と解決)
よく聞くなめし革。
しかしながらなめし革って何?
私もなんとなくの認識しかありませんでした。要は革をたたいてなめらかにした革だと思っていました。
なぜ、革をたたくのかの意味は知りませんでした。なのでざっくり調べると
そもそも皮は腐りやすいもので日持ちがしないそうです。そりゃそうですよね。生ものですものね。
石器時代の私たちの祖先は狩りをするときに防寒着として、狩った動物の皮をはいで衣服を作ってたらしいんですが
皮がすぐに腐って日持ちしない。そのままの皮は硬い。という問題にぶち当たったわけです。
硬いんなら石でたたいたら柔らかくなるやんってことで石器時代のご先祖様は問題を一つクリアしました。
もう一つの問題 日持ちさせるためにやったことは、動物や魚の油脂を皮に塗ったら「お!腐らんやん。ええやん。」ということで油なめしという方法が編み出されました。
それから時代はすすみ、オシャレなのか何かは分かりませんが、皮に色をつけようと植物の汁に皮をつけたところ
「まじか、色も皮に付着するし腐らんやん。ええやん」ってはじまったのがベジタブルタンニンと言われる技法です。
イタリアレザーはベジタブルタンニンが主のレザーなので発色がめっちゃきれいなんです。
ペンケースの全貌
見てください。
きれいな赤色が映えてます。もっと革をクローズアップしてみます。
見ての通りきめ細かいツルツルのきれいな革です。
わたしもこんなツルツルな肌に戻りたい。石で顔の表面をたたいてなめそうかな(笑)
ミラノレザーを存分に使って贅沢なペンケースに仕上がっています。
そしてとても開閉しやすくペンケース本体はとても軽いです。
そして革が柔らかくがばっと大きく開くのでぺんの出し入れがとてもしやすいです。
ペンケースらしくペンを入れてみました。これだけで眺めてられます。
イタリアレザーの特徴として使えば使うほど光沢が出てきます。
内側も今はスエードになっていますが、内側もいずれ光沢が出てくるんだろうと思います。
そしてその中でもミラノレザーは傷がつきにくく耐久性が高いので、ペンケースには適しています。
最後に
1個だけではありますが、今回特別に安く仕入れることができたので少しお安くすることが出来ました。
GWが終わってなかなか気分が乗らない時はこういったテンションあがる小物を持っていると気分も上がって
すべてが調子よくなっていきますよ。
今回は以上となります。
最後までお読み頂きありがとうございます。