たいせつな革製品を長持ちさせる為の革のお手入れ方法
みなさんこんにちわ!!
春といえば・・・春財布。新しい財布に買い替える時期ですね。
せっかく新しく買った財布なので、綺麗状態を保ちたいですよね。
そしてこの間、当店で革製品をご購入して頂いたお客様に
革の手入れについて聞かれましたので、ここで、少し書きたいと思います。
・革は汚れるもの
使っているうちに革に埃や皮脂が付着して黒ずみや汚れの原因になります。
・やっかいなカビが発生する
これがやっかいで革は水に弱く濡れたままそのままにしておくと黒カビや白カビが発生
して落ちにくくなります。
・色が変わる
年数が経つと革の色は変わっていきます。
それぞれについてもう少し具体的にみると
・革は汚れるもの
埃や皮脂が原因で汚れるということは、それらを出来るだけ革につかないようにすれば
いいということですよね。
誰でもできる簡単な方法があります。それは
クイックルワイパーのハンドタイプで毎日革製品を拭くだけ。
これをするだけでも全然違います。綺麗な状態が長く続きます。
乾いた布で拭くよりも埃をしっかりキャッチしてくれます。
皮脂汚れはこれだけではとれないので革用クリーナーを使って落とします。
こういう便利なものがありますが、革の種類によっては使えない場合もあるので、
注意が必要です。
個人的には靴屋さんなど専門店で扱っている革クリーナーをおススメします。
・やっかいなカビが発生する
カビはジメジメ湿度が大好きです。水も大好きですので、雨の日には使わないのが
いいです。でもそういうわけにもいかない場は革でも大丈夫な防水スプレーを
ふきかけて乾かせば予防にもなります。また、風通しの良いところで保管するのが
いいです。
でも、カビが生えてしまったらどうするか。
ちょっとしたカビなら、革表面を汚れを落とす方法で取れますが、広い範囲で
カビになった場合はエタノールスプレーで殺菌してふき取りして完全に乾かします。
直接革製品にスプレーすると色落ちしまうかもしれないので、乾いた綺麗な布にスプレーして拭いてください。
あまりにもひどい場は、専門の所に出してください。
白カビと黒カビがありますが、黒カビの方がたちが悪く革の繊維の奥まで入り込んでいることがおおいので、
エタノールスプレーで上記の工程を何度か繰り返してみてください。
・色が変わる
よく経年変化と呼ばれますが、基本的に革は色が変わります。(なかには、加工する工程で変わらないものも
あるみたいです。)
色が変化するので、それを楽しむのも革の楽しいところです。経年変化の予防策は太陽光にあてないことです。
こうなると外で使えないということになってしまいますね。
こうしてみると手間はかかりますが、手間をかけた分、革はそれに応えてくれます。
手のかかる子供ほどかわいいということですね。
毎日の簡単なケアが革を綺麗なままで長持ちさせてくれますのでやってみてください。
今回も最後までお読み頂きありがとうございます。