1650円 オールメタル製 0.5mm芯 全長137mm、重さ25.5g、軸径8.5mm

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今回は当店もお世話になっている文具老舗商社「紀寺商事」さんのオリジナルシャープペンシル
”Kitera ダブルノックシャープペンシル KS-02”について書いていこうと思います。
商品名にある”ダブルノック”?普通シャープペンってワンノックで芯が出て書けるのに
わざわざWノックにしている意味は何?やら、まぁークセが強いんです。
では、早速ご紹介していきます。
わざわざダブルノックにする意味ってあるの?
結論をいうとこのシャープペンに関して言えば「意味はあります。」ペン先ガイドを保護するためにWノック機構にしています。
文章で説明するよりも写真をみてもらった方がわかりやすいのでご覧ください。
これがWノックの意味ある証拠だ!:ペン先ガイド収納機構の解説
【慣れが必要】Kiteraダブルノックのノック操作手順と強いクセ
ノック操作手順



①がデフォルトの状態です。そして強くノックすると②のペン先ガイドが表れます。
そして軽くノックすることで芯が出てくる③の状態になります。
(ノックについてはまだ、言いたいことがあるので後述します。)
ダブルノックシャープペンは製図用シャープペンをモチーフにしているためペン先ガイドが細いです。
ペン先ガイドが細いメリット
文字が見やすく、文字運びがわかりやすいんですよ。例えば、私の場合、書くスピードが早い代わりの代償として小学生以下の文字の汚さです。
最近は文字がきれいに書けなくても読みやすい文字を書けるように意識して書いています。
そうなるとペン先が細いと見やすくて文字が書きやすいんです。
ペン先ガイドが細いデメリット
細いので、何らかの強い力が加わったら折れたり、曲がったりしてしまうところです。
そのデメリットを補うために先述したようにペン先ガイド収納式になっています。
ノックの癖が強い
初めて私がこのペンをノックしたときにペン先ガイドが出たり入ったりで、芯だけがどんどん
繰り出されていきました。
これは、シャープペンとして使えるのか!?と疑問でしたがすぐに解決しました。
1 最初に強い力でノックしてペン先ガイドを出します。
2 弱い力でノックすれば芯がでて、書ける状態になります。
3 書き終えたら強い力でノックすればペン先ガイドが収納されます。
慣れが必要ですが、慣れてしまえば使いやすいシャープペンです。

ダブルノックのペン先です。一般的なシャープペンのペン先と違います。
構造的にどうなっているのか興味あったので分解しましたが、さっぱり分かりませんでした(笑)
製図用シャープペンのエッセンス:硬度表示窓などその他のポイント

硬度表示窓
硬度表示窓の意味をおさらい
以前から何度か説明していますが、ここで簡単におさらいしておきます。
製図なので間違いは許されないので、製図を書くときには、硬度(Bや2B,HBなど)が違うペンを複数使います。
窓を見ればこのペンはHBを使っている、Bを使っていると一目瞭然です。
そのため硬度表示窓が役立ちます。
ちなみに→方向に回せば、硬度表示が変わります。
現状は、製図用シャープペンの使いやすさが世間にも浸透して各メーカーから
製図用シャープペンをモチーフにしたものが多数販売されています。
【残念ポイント】ローレット加工グリップはデザインメイン

個人的には残念ポイントであるローレット加工のグリップです。(ローレット加工とは滑り止めの為に金属グリップ部分に網目状の溝を入れた加工を言います。)
というのも溝が浅すぎという問題点があり
グリップ感が感じられません。
あくまでWノックシャープペンのデザインの一部です。
溝が深くグリップ力があればとても良かったのにと強く思います。
シルバー・ブラックカラー


端正な印象を受けるブラックカラーです。
【オールメタルボディ】適度な重さがもたらす書き心地

オールメタルボデイなので、適度な重さがあります。
その重みが人差し指全体に乗った結果、ペン先が紙にしっかり密着して
書きやすいと感じました。
日常使うのにも十分なシャープペンです。
まとめ
クセはありますが、全体的に普通に使いやすいシャープペンに仕上がっています。
また、オールメタル製ですので、安っぽさもなく大人の毎日使う筆記具として
おススメです。
大人っぽい手頃な価格(1,650円程度)でオールメタルボディを探されているのであれば選択肢の一つとなりえるでしょう。
雑貨屋 大阪ウイシンの店頭および当店オンラインショップでぜひ手に取ってみてください。
今回は以上です。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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